上手なお付き合い

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サボテンと多肉植物 上手な付き合い方

サボテンと多肉植物 種類 属によって 好む環境 日当たり 様々です。
何故多肉植物は水分を体内に留めるようになったのでしょうか? これは植物の生育環境に深く関係しています。
乾燥地帯で生息する為に必要な水分を保持した結果 葉っぱや茎などに水分を貯めるようになったのです。 サボテンが普通の植物と大きく違う点として、葉っぱが無いことが挙げられると思いますが、 これは全て乾燥から身を守るためにあります。 サボテンが乾燥した環境でも生きていく為の進化で 利にかなった形とも言えます。 多肉植物にも言える事ですが 葉の間に水が溜まるのを嫌います。 ですので サボテンは葉が退化し 夜露 朝露等が葉の間に溜まる事なく
直接水分を吸収出来る根の生えている地面に落とすことが可能となっています。 また、通常植物は昼の明るいうちに葉っぱで光合成を行ない栄養を作りますが、 その際、酸素を放出する為に気孔を開きます。しかし暖かい太陽の元では水分が気孔から奪われてしまう為、 光合成の機能を夜に移行させたのです。ちなみにサボテンの場合光合成する夜に マイナスイオンを出してくれます。

育て方も様々。。。。

多肉植物 サボテン共 温度管理は大切と言えます。
しかし 暑ければいいのか?と言うと そうではありません。
乾燥地帯に生息しているサボテン 多肉植物ですが 日本の高温"多湿"には
めっぽう弱い種が多いんです。。。 なので 実は注意するのは 冬の寒さよりは むしろ夏なんです。
夏場は いかに涼しくできるか。が勝負と言えます。
通気性を良く 直射日光をなるべく避け 涼しくする事が重要なんです
なので 真夏も冬同様に 水やりを控え 休眠させてやる事がオススメです。
逆に冬場ですが 一般には冬は休眠期と言われてます しかし 室温25℃以上を保てるようなら
積極的に育成したり 極端に言えば 種まき 葉刺し 切り苗なんて事も可能と言えます。
まあ あくまで一例として挙げていますので 育成方法は人それぞれなんですけど。。
■多肉植物は増える

多肉植物 サボテンは増えるんです。
それぞれ増やし方は違いますが 代表的な例を挙げてご紹介したいと思います。
多肉植物の増やし方として:葉刺し 株わけ 切り苗(刺し芽) もちろん種撒き

■葉刺し(葉撒き)
1枚の葉から根や芽を出させて増やす方法です。
グラプトペタルム パキフィツム セダム属の仲間など 繁殖力が旺盛な種類をはじめ
エケベリア ガステリア カランコエ クラスラ ハオルシア等 多くの種がこの方法で増えます。

■刺し芽で増やす
親株から 若くて元気な穂を切り取って土に刺して増やす方法です。
セダム アオニウムで10日程 コチュレドンで20〜一月程度が根の出る目安だそうです。

株分け  これは 親株と子株を ナイフなどで分けて増やす方法です。
アガベ アロエ ハオルシア属の物は親株と子株が分かれてる物が多く 株分けに向いていると言う事です。


。。。。と多肉植物にも様々な楽しみ方があり とてもとても書ききれる物ではありません。。。
ご自身で ご自身なりの楽しみ方を見つけて 最高に楽しいサボテン 多肉植物ライフを送ってください。

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